新年あけましておめでとうございました。

2010/1/7 19:36:15 広川 伊砂緒

新年あけましておめでとうございました。

オマケノベルさんに提供した作品を二本、UPLOADしています。

温泉の魔法使い
パイプライン

去年は「広川さんは何をやってるの」と聞かれて「10年ものの網戸を掃除しました」などと答えていました。
今年の抱負は、床にワックスがけをすることです。
色々書いたり捨てたり書いたりしているので、またお目にかかることもあるかと思います。
その日まで、また。

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冷えても降るのは雨ばかり

2009/2/24 20:13:24 広川 伊砂緒

めずらしくアクセス解析など覗いたら、辺境の地にお客様がたくさんいらしている!
ErogemeSpaceさんに「雨ではなく、雪でなく」をご登録いただきました。
わざわざありがとうございます。
エロではなく、ゲームでなく、みたいな作品を登録していただいていいのか、という懸念は残るのですが。
いただいたレビューも大変ありがたく読ませていただきました。
ご紹介いただいているページはこちら

>WEB拍手 2/17にコメントをいただきました方へ
主人公と同じ職業の方ですか! お疲れ様です。本当にお疲れ様です。
ルータやらなんかをいじる電算系、ATMなど機械関係など、CE(カスタマエンジニア)と一口に言ってもいろんなお仕事がありますが、
お身体にお気をつけてください。重いものを持つ機会も多いでしょうから、腰とかほんと気をつけてくださいね。

地味にネットの片隅でそっとあるだけでも、少しずつ皆様の感想をいただけて本当にありがたいことです。
これからも地道に、お話を作っていきますので、また気が向いたときにお越しくださいませ。

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「三月に架ける橋」を公開しました

2009/1/25 22:30:55 広川 伊砂緒

新年、明けましておめでとうございました!
オマケノベル七号に収録していただいた「三月に架ける橋」をウェブ上で公開しました。
なんかもーHTMLとかFlashとか面倒っていうか、家でまでウェブいじるのイヤだ状態なので
小説家になろう」さんを利用させていただいております。
しかし・・・このサイトの名前・・・なんとかならねえかな。恥ずかしい。
13kb程度の、ささっと読める地方高校生オタクの恋愛話です。なにせ七号のテーマが「ラブラブ」でしたからね。
よろしければどうぞ。
三月に架ける橋

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オマケノベル第八号に参加しました

2008/12/14 17:48:08 広川 伊砂緒

同人ゲームサークルのシナリオライターが書く小説文芸誌「オマケノベル第八号」に、今回も原稿を一本寄せました。「温泉の魔法使い」という作です。

いつも地味な話班なので、たまにはラノベっぽい設定にしたい! と思い、テーマの「温泉」と縁遠そうな「魔法」をくっつけたワンアイディアものです。でもやっぱり地味でした。魔法とか奇蹟とかぶっちゃけ関係ねー!
毎回恒例のお弁当のポジションでいったら、ウィンナー入ってんじゃんやったー! と思って食べてみたら、魚肉ソーセージだった。そんな感じかと思います。

私の書く話は、行ったことのある土地をベースにすることが多いのですが、今回、温泉のシーンはテレビで見た知識で書きました。読まれてみて、それっぽく書けてるなあ、と思われたらそれはテレビ東京のおかげです。ありがとう、いい旅夢気分。

今回は私を含め6人の書き手が腕を振るっています。
ラインナップはこちらをどうぞ。http://www.sakananovel.com/omainfo/oinfo08.html
頒布は 2日目 る-14b「debris」さんです。ご興味のある方はぜひ。

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沈む橋を見に行く

2008/11/8 0:00:11 広川 伊砂緒

札幌から、石勝線のキハ40と年代物の夕鉄バスを乗り継いで、その終点に夕張市南部という町がある。
かつては大夕張炭鉱として栄えた町。今は静かな集落で、工事事務所がやけに目立つ。
南部からさらに山側、三笠市方向へ国道452号を行くと見えてくるのが大夕張ダム。
大夕張ダムが水をせき止めてできた人造湖がシューパロ湖で、三弦橋はシューパロ湖を横断する鉄道橋として架けられた。

今、南部では夕張シューパロダム、という新しいダムの建設が進んでいる。夕張シューパロダムは、大夕張ダムの下流に出来る。
大夕張ダムの堤高は67.5m、それに対して夕張シューパロダムは堤高110.6m。
つまり、大夕張ダムは沈んでしまうのだ。ダムの中にダムが沈む。 弦橋も、国道452号の現道も、南部よりさらに奥にあるかつての町も、すべて。

私が鉄道や北海道に興味を持ったのはここ数年で、見たかったものはみんな遺構になっていた。 大夕張ダムと三弦橋ならまだ間に合う。

南部のバス停から、国道452号沿いにひたすらダムを目指して歩く。 小雨の降った後で歩道がぬかるんでいる。黒い泥を踏んでずるりと滑る感じは久しぶりで、普段の暮らしでは滅多にない。東京は土が少ないのだなと妙に当たり前のことを思い知る。

車道の路面はひどく荒れている。工事車両が頻繁に走るからか、自治体の補修資金に乏しいせいかはわからない。
やがて右下の崖の下には工事現場が広がり、遠くに大夕張ダムが見える。
15分も歩くとトンネルまでたどり着く。地図で見ると、トンネルの脇に道があるので、それを使おうと思っていた。しかし現地に行ってみると立入禁止の表示がついていたので、大人しく引き下がる。今は熊の活発な時期だというし。

砂利満載のトラックか頻繁に行きかうトンネルの中は反響音がごうごうと鳴って耳の奥まで揺らし、身がすくむような気持ち。身体の幅ほどの歩道がありはするが、とても頼りない。ハ ンドルを握っている時ならば、親しみすら覚えるオレンジ色の照明が今はどこか恐怖心をあおるように映る。450mちょっとのトンネルが長い。車なら一瞬なのに。遠くに出口はずっと見え続けている。歩いても歩いても近づかない。
思いついて、歌った。 自然に口をついて出たのはZabadakの「旅の途中」
トンネルの塵灰を吸い込みながら一身に歌った。道行きの怖さが調子外れの歌で少しずつ消えていく。

トンネルを抜けると小さな雪が舞っていた。右手に湖面、そして赤錆びた三弦橋。

三弦橋

小さな三角の連なりは、見る位置を変えると様々な表情を見せる。
かつては森林鉄道の鉄道橋として、伐採した木材を満載した列車が渡っていただろう橋。これも水に沈んでしまう。

下手な写真を数枚撮り、来た道を戻った。 トンネルを通り抜けてほっと一息つく。
後ろを振り返ってふと、黄泉比良坂みたいだ、と思った。

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